ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その18 監獄から自由に向かう

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ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その18 監獄から自由に向かう

イシュター・アンタレス著「意識の量子飛躍11:11アンタリオン転換」によると、イベント後にまずアセンションのファーストウェーブが起きるとされます。このアセンションのファーストウェーブを起こすにはアセンションへの準備が整っている1,000〜2,000人のボランティアが必要とされます。

当然、自らの内に大量のネガティブエネルギーを抱えている状況では波動が重過ぎ、ファーストアセンションは困難です。自らの内のネガティブエネルギーを一掃し、光の存在としての準備が整っている必要があります。

ブッダは自らの内のネガティブエネルギー(煩悩)を一掃して悟りを得た存在(アセンデッドマスター)に至る方法を見出し、アセンデッドマスターとなりました。そして、悟りに至る道を体系化してその方法論を仏弟子たちに伝えました。

本連載では、ファーストアセンショナーを目指すみなさんに、ミャンマーの仏弟子ウ・ジョーティカ氏が記述した悟りに至る方法を紹介し、皆さんの内のネガティブエネルギーを一掃するお手伝いをしたいと思います。

第十八回のテーマは監獄から自由に向かうです。以下に、ウ・ジョーティカ氏の文章を引用します。

あなたが何かに触れるとして、目を閉じて・・・、それから何かに触ったら・・・、あなたはそれが何だか言えますか?その形を言うことができますか?できません。接触した時にだけは、その形を言うことができます。それは平らな表面だ。しかし、ボールの形を言うことはできません。ボールの形をどうやって言いますか?それを見て、観念を組み合わせているからそう言えるのです。あるいは、ボールに触れて、「ああ、私はこの形を知っている。これは丸いボールだ。中は空洞になっている。だいたい1センチくらいの厚さで・・・。」と言うこともできる。それはどうやって言うのでしょう?あなたはたくさんのデータを組み合わせている。しかし、もしたった一つだけのデータを取り上げたとしたら、あなたは何も言うことができません。言えるのは性質だけです。それは硬い、・・・それは冷たい、・・・それ以上のものは何もないのです。
何かを経験した瞬間に、私たちはたくさんの観念を組み合わせて、過去の経験、そして視覚やその他の情報から、一つの観念を形成しようとするのです。パラマッタとは何であるかということを、理解するよう努めてください。ウィパッサナー瞑想の対象はそれなのですから。
(ウ・ジョーティカ著、魚川祐司訳「自由への旅「マインドフル瞑想」実践講義」新潮社の106~107ページより抜粋して引用)

ウ・ジョーティカさんは、ここで直(じか)の今ここの認識と観念が合成された過去の監獄に捕らわれたままの認識(パンニャッティ 世俗諦)と直の今ここの認識にのみの自由な認識(パラマッタ 勝義諦)の違いを説明しようとしています。
ある人が何かを経験する時、五感で何かを感じます。その瞬間、頭の中で独り言が始まるのです。「ああ、これは○○だ。○○だから好きだ。」「ああ、これは○○だ。○○だから嫌いだ。」などなど。この独り言が始まったということはあなたが過去の経験を生き始めたということなのです。もう、過去の経験から逃れることはできません。ただ、過去を繰り返すだけ。あなたが新たな自分として成長する可能性はその瞬間についえたのです。

ウ・ジョーティカさんはそういう過去に捕らわれている認識という現象がどういうものか気づいてくださいと言っているのです。
こういう過去に捕らわれている認識とは違う別の認識があることを伝えているのです。それがどういうものか伝えようとしているのです。

ウィパッサナー瞑想というのは悟りを目指す瞑想です。アセンデッドビーイングになることを目指す瞑想です。この瞑想を効果的に進展させるにはパンニャッティとパラマッタの違いに気づく必要があるのです。パンニャッティではウィパッサナー瞑想は進みません。パラマッタの状態にならないとウィパッサナー瞑想にはならないのです。

「それは硬い」「それは冷たい」がパラマッタとは思わないでください。これはパンニャッティをパラマッタに近づけるためにパンニャッティの解像度を少し上げただけに過ぎません。
しかし、こういった認識の解像度を順次上げていくことこそパラマッタへと至る一本道なのです。

何かを手に持って「それは硬い」と認識した時、「あなた」と「何か」の間にどのような現象を起きているのですか?その現象が起きた時、あなたにどんな「思考」が生起しましたか?その「思考」が何を生み出しましたか?

このような解像度を上げる操作を繰り返しながら、真の直の今ここの認識とはいかなるものかを感得していくのです。

そうやって、過去の監獄と決別し、「今ここ」に生きる術を身につけていくのです。「今ここ」に生きている人は自分の思いを自由に変える能力を得るのです。

苦しみの滅却は「今ここ」にフォーカスすることにより見えてきます。

パラマッタに至る第一段階として、認識と同時に思考している「あなたという現象」に気づいてください。まずは気づいてください。

Victory of the Light!

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