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ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その29 欲求現象の光と闇」
イシュター・アンタレス著「意識の量子飛躍11:11アンタリオン転換」によると、イベント後にまずアセンションのファーストウェーブが起きるとされます。このアセンションのファーストウェーブを起こすにはアセンションへの準備が整っている1,000〜2,000人のボランティアが必要とされます。
当然、自らの内に大量のネガティブエネルギーを抱えている状況では波動が重過ぎ、ファーストアセンションは困難です。自らの内のネガティブエネルギーを一掃し、光の存在としての準備が整っている必要があります。
ブッダは自らの内のネガティブエネルギー(煩悩)を一掃して悟りを得た存在(アセンデッドマスター)に至る方法を見出し、アセンデッドマスターとなりました。そして、悟りに至る道を体系化してその方法論を仏弟子たちに伝えました。
本連載では、ファーストアセンショナーを目指すみなさんに、ミャンマーの仏弟子ウ・ジョーティカ氏が記述した悟りに至る方法を紹介し、皆さんの内のネガティブエネルギーを一掃するお手伝いをしたいと思います。
第二十九回のテーマは根源的欲望の光と闇です。以下に、ウ・ジョーティカ氏の文章を引用します。
私たちは聞きたいと思い、注意を払う。この注意を払うというのが、ナーマの一つの性質です。対象を受け取り、対象を知覚し、対象を知ること。これもナーマの諸性質です。
ナーマは対象のゆえに生起する。対象がなければ、何らの意識も存在し得ません。意識とは、そこに最初からあるものではないのです。
(ウ・ジョーティカ著、魚川祐司訳「自由への旅「マインドフル瞑想」実践講義」新潮社の210~211ページから抜粋して引用)
ウ・ジョーティカさんはナーマ(名)の動きについて解説しています。対象=ルーパ(色)に対するナーマの動きを文章からよーく分析してみてください。
常に内から外に向かってませんか?
実はですね。ナーマには二つあるんです。光のナーマと闇のナーマがあるんです。
内から外に向かうナーマは闇のナーマなんですね。
「私」は死ぬのが怖いんです。
消えてなくなるのが怖いんです。
だから、外敵が近くにいないか常にびくびくしながら情報を外に取りに行くんです。
飲み食いしないと死んじゃうんで、どこかに食べ物がないか飲み物がないか外に情報を取りに行くんです。
種の保存本能も働いていて、子孫を残さないといけないという衝動が無意識下で働くんで、素敵な異性がいないかどうか外に情報を取りに行くんです。
実は、この闇の勢力がインプラントした闇のナーマは、非常に巧妙な光のナーマのクロージャー(隠蔽)システムになっているんです。
あとですね。いろんなトラウマも「私」の心の中に仕込んであるんですね。これも闇の勢力が仕込んだ巧妙な光のナーマのクロージャー(隠蔽)システムなんです。
死の恐怖があるから外ばかりに向かうナーマ。
心の内のトラウマに直面するのが怖いから、嫌だから内に向かうのを嫌がるナーマ。
このクロージャーシステムに気づけば、光のナーマがどういうものかもうお分かりですね?
そうです。外から内に向かうナーマこそ、光のナーマなんです。
私は以前から、心の内側を覗いてくださいって言ってましたよね?
「私2」を作って心の内側を見てくださいって言ってましたよね?
外から内側に向かう視線には闇のシステムは弱いんだって言ってましたよね?
そうなんです。
勇気を振り絞って、恐怖を振り払ってあなたのトラウマに直面すべく、心の内側を見続けていると、眠っていた光のシステムが作動を始めます。
その最初の産声がこれです。
Who am I ? 私は誰か?
インドの聖者、ラマナ・マハルシという方がこのWho am I ?の旅路の一部始終を珠玉の言葉で語ってくれています。
そんなに長い文章ではありません。日本語版もあります。
下にリンクを貼っておきますので、読んでみてください。
私がぐだぐだ言うよりずっとためになると思うんで。
今日はこの辺で!
Victory of the Light!
ラマナ・マハルシさんの珠玉の文書のリンクはこちらhttp://www.sriramanamaharshi.org/downloadbooks/whoami_all_languages/Who-Am-I-Japanese.pdf
自分とは何か知りたいという欲望 光 ソースへの帰還
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