ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その10 日常行動のなぜを考えてみる

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ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その10  日常行動のなぜを考えてみる

イシュター・アンタレス著「意識の量子飛躍11:11アンタリオン転換」によると、イベント後にまずアセンションのファーストウェーブが起きるとされます。このアセンションのファーストウェーブを起こすにはアセンションへの準備が整っている1,000〜2,000人のボランティアが必要とされます。

当然、自らの内に大量のネガティブエネルギーを抱えている状況では波動が重過ぎ、ファーストアセンションは困難です。自らの内のネガティブエネルギーを一掃し、光の存在としての準備が整っている必要があります。

ブッダは自らの内のネガティブエネルギー(煩悩)を一掃して悟りを得た存在(アセンデッドマスター)に至る方法を見出し、アセンデッドマスターとなりました。そして、悟りに至る道を体系化してその方法論を仏弟子たちに伝えました。

本連載では、ファーストアセンショナーを目指すみなさんに、ミャンマーの仏弟子ウ・ジョーティカ氏が記述した悟りに至る方法を紹介し、皆さんの内のネガティブエネルギーを一掃するお手伝いをしたいと思います。

第十回のテーマは日常行動のなぜを考えてみるです。以下に、ウ・ジョーティカ氏の文章を引用します。

成功と言える人生への二つの鍵は、スピリチュアリティのほうに自分を向けていくことと、仲間に対する奉仕であって、この二つはセットです。どんなやり方であれ誰かを傷つければ、それは私たちのスピリチュアルな実践を傷つけるでしょう。
戒にはたくさんの側面があります。五戒を守ることと、そして、何かを使用する時にはいつでも。自分がなぜそれを使っているのか、よく考えなくてはなりません。何かを食べる時には、それについてよく考える必要がある。「なぜ私はこれを食べるのか?」衣服を身につける時も同じです。「なぜこの服を着るのか?」このことをよく考えなければ、欲望に支配され、私たちは欲望によって、ただ見せびらかすために、服を着るようになるでしょう。
何かを見たり聞いたりするときはいつでも、自動的に反応しないために、きわめてマインドフルであるように努めてください。道を下って行って、賑やかなショッピングセンターに向かう時も、マインドフルでいるように。何が起こるか見てみるのです。私たちは目を始終あちらこちらへと向け、多くのことを聴こうとする。その時に私たちはマインドフルでいようとはしていませんし、マインドフルでない時には、心はますますかき乱されていくのです。
(ウ・ジョーティカ著、魚川祐司訳「自由への旅「マインドフル瞑想」実践講義」新潮社の70〜71ジより抜粋して引用)

私たちは日常生活における様々な反応、感情表現、判断、行動などを無意識のうちにただ機械的に何気なくしてしまっているものなのです。
日々の苦しみから自由になるにはそういう自動的反応に即座に四六時中気づいていられるようにならなければならないのですが、いきなりそういうところまで行きつけるわけではないので、そうなれるよう段階を踏んで訓練をしていかなければなりません。
その一環として、自分の日頃やってしまっている様々な反応、感情表現、判断、行動などになぜ?と自問してみるということをやってみるのです。
最初は気づいた時でいいんです。何かそういうことをやってしまっているのに気づいたら、「私はなぜそうしちゃったんだろう?」と自問自答してみてください。
そのなぜ?は最初は答えが出ないこともよくあります。本当の答えとは違う答えを正解だと思ってしまっていることもよくあります。
でも、それはそれでいいんです。そうやって、日頃なぜ?を繰り返しできるようになってくると、少しずつ間違った、つまり、それによって自分や周囲の人たちやペットたちを傷つけてしまう反応、感情表現、判断、行動に気付けるようになったきますし、それに対する対処法も見えてきます。そういう反応、感情表現、判断、行動をだんだん起こさなくなってきます。
すると、自分や周囲の人たちやペットたちを傷つけることが少しずつ減ってきて自己嫌悪に陥ることがだんだんと少なくなってきます。人生に薄明かりが差し込んできます。
まあ、その時に思いつく対処法は大概間違ってはいるのですが、今はそれでいいんです。そうしているうちに根本的間違いにも気づくようになってきます。
こういうことをしていると、心の動きがだんだんと静かになってきて、根本的な気づきに至る可能性が高まっていくのです。着々と準備が整っていくのです。

日頃、何でも考えなしに機械的にやっちゃってる自分に「なぜ?」と問いかけるもう一人の自分づくりに励んでみてください。

Victory of the Light!

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