フルフォードレポート【日本語版】2022.11.21 G20サミットでさらに孤立を深めた米バイデン政権

フルフォードレポート【日本語版】2022.11.21

G20サミットでさらに孤立を深めた米バイデン政権
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≪2022/11/21 VOL679≫

先週インドネシアで開催されたG20サミットは、簡潔に言うならば「最初から最後まで世界の旧体制勢の悪足掻き」だった。特に、今回のG20会議では、アメリカのバイデン政権を操る権力者たち(主にロックフェラー一族)の衰退が大きく露呈。そのため今、多くの情報筋の間で「アメリカ政界の激変」が予測されている。そうなれば当然、それに続いて世界の戦後体制の仕組みも大きく変わることになる。

【 ロックフェラーJr.の来日 】

まず、今回のG20会議ではバイデンがようやく習近平との対面の約束を取り付け、3時間にわたる米中会談が行われた。しかし大手マスコミも報じている通り米中間に新たな進展はなく、バイデン政権が延命資金を得ることは出来なかった。今のアメリカはもう「死に体」だと言わざるを得ない。

その証拠に、ここのところずっとアジアのアメリカ向け輸出が止まっている。
たとえばロサンゼルス港の最高責任者:ジーン・セロカ氏によると、同港の10月の貨物取扱量は2009年(リーマンショック直後)以来の最低水準にまで落ち込んでいるという。
https://www.zerohedge.com/markets/la-port-head-says-october-was-quietest-month-2009

さらに9月には日本と中国が1,180 億ドル(約16兆円)分の米国債を売却。
これは「投げ売り」と言っていいレベルの記録的なペースだ。
https://global-macro-monitor.com/2022/11/17/foreign-cen-banks-continue-to-dump-coupon-treasuries/

 

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