フルフォードレポート【日本語版】202.3.1.9
アメリカ政治経済の同時崩壊が加速している
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≪2023/01/09 VOL685≫
米経済の異変が加速している。今のアメリカは物価高騰や不動産市場の記録的な販売不振が続くなど、既に金融システムが維持不可能な状況に追い込まれている。
この問題の根源はバイデン政権下のFRBが「アメリカ国内でしか使えないドル」を市中に大量放出したことである。
【 米金融システムの崩壊 】
実際問題として、アメリカ国内に存在するドルの80%以上が2020年1月以降につくられている。以前にもレポートした通り、アメリカのM1(民間に流通する現金と預金通貨の総額を示す指標)はアメリカ建国時から2020年2月までの間に245年かけてようやく4兆ドルに達する程度だった。しかし2020年2月から2021年10月までの間にM1は4兆ドルから20.8 兆ドルへと急拡大している。特にトランプ政権の終焉が決まった2020年12月からバイデン政権が発足した2021年2月の間にM1が6.6兆ドルから18.4兆ドルへと一気に跳ね上がっているのだ。そして今、その間に刷られた大量のドルがアメリカを確実にハイパーインフレへと向かわせている。
https://techstartups.com/2021/12/18/80-us-dollars-existence-printed-january-2020-october-2021/
例えば今、アメリカ国内の野菜の価格は年率80%以上も上昇している。また
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