フルフォードレポート【日本語版】2023.12.18
アメリカが主導する“Rules based world order”の終焉
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≪2023/12/18 VOL731≫
アメリカに巣食う欧米特権階級の 「(自分たちの)ルールに基づく世界秩序(Rules Based World Order)」 が完全崩壊している。このことは 彼らが世界の覇権争いで完敗したことを意味し、それを示す国際社会の変化も日ごとに増えてきている。
【 アメリカの衰退 】
まず、国際社会の変化として最も大きいのは 「アメリカ勢の自作自演テロに世界の国々が騙されなくなった」 ということ。たとえば、2001年に起きた911自作自演テロの直後には国連安保理の全ての常任理事国が 「アメリカのアフガン侵略」 を容認していた。しかし、当初“イスラエルの911”とも言われ
た今回のイスラエル・ガザ地区での自作自演騒動において 「イスラエルのガザ侵略」 を支持しているのは常任理事国でただ一国、アメリカだけ。
しかも、先週12日に国連総会で行われた「ガザでの即時停戦を求める決議案」の採決でもアメリカの立場を支持したのは国連加盟193ヵ国中9ヵ国(チェコ・オーストリア・グアテマラ・イスラエル・リベリア・ミクロネシア・ナウル・パラグアイ・パプアニューギニア)だけだった。つまり、これまで足並みを
そろえてきた他のG7国家でさえアメリカのスタンスに従っていないのだ。
https://www.presstv.ir/Detail/2023/12/13/716283/Palestine-Israel-United-Nations-General-Assembly-passes-resolution-ceasefire-war-Gaza
さらにアメリカの国力衰退を示す別のサインとして、先週イランのイスラム革命
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