フルフォーレポート(8/20)石油本位制ドルを中心とした国際金融システムの崩壊劇

 

Nl n石油本位制ドルを中心とした国際金融システムの崩壊劇
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≪2018/08/20 VOL475≫

ここ最近、世界の問題の中でも とりわけ中近東の動きが過熱している。そして秋頃には、この状態が沸点に達し、戦争を含めたかなり激しい展開が予測されて
いる。

この問題の根底にあるのは、相変わらずアメリカ、サウジアラビア、イスラエルの動向である。彼らは自分たちの権力基盤である石油ドル体制を死守するため
に新たな工作を開始、特にトルコとイランの現政権を打倒するための動きをエスカレートさせている。

そして今回、その動きの中に珍しくカナダが絡んできている。現在、カナダ政府はアジアや米国内に向けて「カナダはサウジなどの中近東の国々よりも安定・
良心的なエネルギー資源の輸入先である」というアピールを開始している。
アメリカとサウジアラビアが中核をなす石油ドル体制を積極的に脅かし始めたのだ。

【 アメリカ・中近東の動き 】

まずは中近東の状況から見ていこう。現在、アメリカ政府はトルコで拘束されている米キリスト教福音派の牧師、アンドリュー・ブランソ(Andrew Brunson)
を解放させるために、各方面からトルコ政府への圧力を強めている。
ブランソン牧師は20年以上トルコに住むCIAエージェントであり、2016年10月に「クーデター未遂事件を起こしたグループや反政府武装組織と共謀してトルコの分裂を企てた」としてトルコの検察当局により起訴された人物だ。

そして先日10日にも、アメリカ政府はトルコ製の鉄鋼・アルミニウムに対して関税を2倍に引き上げると発表し、その制裁への懸念からトルコリラが大暴落

Benjamin Fulford’s Translations: ENGLISH — BENJAMIN FULFORD: 20:08:2018 — FULL REPORT:

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