フルフォードレポート【日本語版】2022.1.31
西側欧米諸国で既存体制崩壊のドミノ倒しが始まった
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≪2022/01/31 VOL640≫
ヨーロッパや北米で発生している今の混乱した状況を見ていると、ソ連崩壊時を思い出す。ソ連の解体劇ではポーランドの共産主義体制が革命で倒れたのを皮切りに東欧諸国(ヨーロッパの旧共産主義圏)の分離独立の動きが加速、最後はソ連そのものが瓦解した。そして今、西側欧米諸国でも同じ“既存体制崩壊”のドミノ倒しが始まっている。
その分かりやすいサインの1つが、西側欧米諸国で起きている「政変」もしくは「各国政府による新型コロナ対応の変化」だ。たとえば、ドイツやポーランド、ハンガリー、チェコ共和国では既に新政権が発足、またイギリスやアイルランド、スコットランド、デンマークなどではパンデミック規制強化策を「ほぼ撤廃する」と宣言して、いずれも従来の方針から大きく転換を図ろうとしている。
【 欧米崩壊ドミノ 】
欧米諸国の中で、次に倒れるドミノは僕の故郷であるカナダとなりそうだ。
事の始まりはカナダ政府がアメリカとの国境を往来するトラック運転手たちに対して“新型コロナのワクチン接種義務命令”を発布したことだった。
すると5万台ものトラックがカナダ全域から車列を組んで首都オタワに集結、ワクチンの接種者・未接種者にかかわらずトラックの運転手たちが団結をして
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