フルフォードレポート【日本語版】2020.12.21

フルフォードレポート【日本語版】

米国の混乱が欧米文明そのものの危機を表している

ソース:http://benjaminfulford.jp/
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≪2020/12/21 VOL588≫

 

以前から言うように、今回の2020年アメリカ大統領選は4年に一度の通常の選挙とはワケが違う。大統領選の結果をめぐってアメリカ国内が酷い混乱に陥っているのが、その証拠だ。

多くのアメリカの要人、たとえば米国防情報局(DIA)元長官で、以前にトランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障 担当)も務めていたマイケル・フリン元陸軍中将は、アメリカの現状について「建国以来の危機的状況である」と述べている。しかし、それでは表現が余りにも控えめすぎる。いま起きていることは、少なくとも紀元前にローマ帝国が誕生して以来、もっと言えば人類最古の都市文明とされるシュメール文明が誕生して以来の未曽有の危機である。

 

【 一神教に隠された歴史 】

この事態を理解してもらうために、まずは欧米文明最大のタブーである一神教に隠された歴史を簡単に説明しておきたい。

一神教の隠された歴史は、遠くローマ帝国コンスタンティヌス皇帝の時代まで遡る。紀元300年代、コンスタンティヌス皇帝はローマ帝国の再統一を果たし、再び民の一体化を図るために「Religion」のシステムを作り出した。当時の地中海文明に根付いていた様々な思想や宗教を本来のキリスト教の教義のもとに無理やり統合して1つの新しい宗教を完成させたのだ。

英語の「Religion」と言えば単に「宗教」を指す単語として一般に定着しているが、もともとはラテン語のreligio(Re・Ligare/再び結合、束縛する)を語源とし、ファシズムの直接の語源となったイタリア語のfascio(ファッショ/束、結束)、

 

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