フルフォードレポート【日本語版】
米中対立、アメリカ情勢の悪化と世界の新体制
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≪2020/07/27 VOL568≫
http://benjaminfulford.jp/さんより転載
現在、カオスを極める失敗国家アメリカは「外敵との対立」を強調して国内の混乱から米国民の目を逸らそうとしている。その主な標的となっているのは相変わらず中国だ。
【 米中対立 】
先週7月22日にもアメリカのドナルド・トランプ大統領はテキサス州ヒューストンにある中国領事館の閉鎖を命じている。それを受け、中国政府も四川省成都にあるアメリカ総領事館の閉鎖を24日に発表した。
https://apnews.com/5979db970a71ec5a0fdd3ba6ac92e03d
さらにアメリカは、辛亥革命(1911年)以前に発行された古い中国国債の換金に乗り出そうとしている。これもアメリカが過去にばら撒いた天文学的数字の米国債を換金しようとする中国勢に対抗した動きだ。その他にもアメリカは日本やインド、ロシア、EUなどを勧誘して“反中同盟”の構築を画策、さらには台湾や中近東など各地で中国利権(パイプラインなど)への攻撃を強めている。
しかし、トランプがいくら中国に圧力をかけたところで「アメリカが倒産している」という現実は変わらないし、延命資金も得られないまま。しかも今は、アメリカこそが世界各国から制裁を受けている状況だ。たとえば「パンデミック対策」を理由に、ほとんどの国がアメリカからの渡航を禁止している。ようするに、いくらアメリカが反中同盟を呼びかけようが、国際社会で一番孤立しているのは明らかにアメリカである。
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