フルフォードレポート【日本語版】2021.12.6
マクスウェル裁判とアメリカの階級間対立
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≪2021/12/6 VOL633≫
アメリカ国内の情勢不安が高まってきている。そのため「アメリカは革命もしくは内戦へと向かっている」と見る向きは多い。問題の根源にあるのは、やはり経済状況の悪化と貧富格差の拡大だ。それによりエリートらに対する米一般市民の不満は限界に達し、既にそれを抑え込むのが不可能な領域に入りつつある。
【 エプスタイン島 】
中でも今、トラブルの大きな引き金の一つとなりそうなのが、ニューヨーク州で進行中のギレーヌ・マクスウェル(Ghislaine Maxwell)の裁判だ。
マクスウェルは、2019年に拘置所内で自殺したとされる(司法取引をして実は生きているという情報もある)ジェフリー・エプスタインのパートナーだった人物。
性的虐待の対象として未成年の少女らを勧誘、エプスタインのプライベート島に送り込んでセレブたちに斡旋していた…として、現在6つの罪で起訴されている。
マクスウェルの裁判や流出したリストなどから「エプスタインの島を訪れていた常連」としてビル・クリントンやドナルド・トランプ、英アンドルー王子…等々、超セレブたちの実名が数多く挙がっている。以下はそのほんの一部だ。
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