フルフォードレポート【日本語版】2022.6.20 対ロシア制裁で自爆する欧米の金融経済市場

フルフォードレポート【日本語版】2022.6.20

対ロシア制裁で自爆する欧米の金融経済市場
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≪2022/06/20 VOL659≫

http://benjaminfulford.jp

 

世界の覇権争いが新たな局面に突入している。実体経済に基づいて国際通商を支配する国や勢力が、もともと金融詐欺で成り立っている西側の民間中央銀行システムを潰そうとしているのだ。その影響で今、欧米の金融システムはこれまで見たことが無いほど揺らいでいる。このままの状態が続けば、欧米の株や債券、暗号通貨などの金融商品の価格は今より9割ほど下落する可能性が高い。

 

【 欧米金融経済の混乱 】

まずアメリカの株価の動きを見てみると、週ベースのダウ平均株価が過去12週のうち11週で下落している。これは前代未聞の出来事で、大恐慌が始まった1929年の11月にマークした「11週のうち10週で下落」という記録を90年以上ぶりに更新した格好だ。
ここ最近の経済ニュースを見る限り、市場関係者はそろって「今後も下落基調が続く」との見方を示している。また、株だけでなく債券や他の市場でも同じような異変が起きており、西側のほとんどの国では40年間続いた「金利下げ傾向」が一気に終焉を迎えることとなった。

また暗号通貨も、全体的にピーク時の価値の3分の2を失い、約2兆ドルが

 

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