フルフォードレポート【日本語版】2023.4.3 欧米の国際的孤立と未曽有の混乱

フルフォードレポート【日本語版】2023.4.3

欧米の国際的孤立と未曽有の混乱
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≪2023/04/03 VOL697≫

http://benjaminfulford.jp

欧米勢の国際的孤立が止まらない。そのため今、彼らは「共存共栄の世界をつくろう」と他の地域の国々に必死で呼び掛けている。

先日も欧米権力の一大勢力である300人委員会がアジアの結社に接触を図り「世界の戦後体制の再構築」を申し入れたという。それを受けて、アジア側は次のように返答している。
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世界平和の実現は我々も求めています。欧米には何度も美しい言葉で騙されてきたが、新たな世界連邦の誕生を期待しています・・・
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【 欧米勢の孤立 】

さらに先週は、欧米権力中枢の別勢力であるローマ教が大航海時代から継承されてきた「発見の教義（Doctrine of Discovery）」の概念を正式に撤回している。
これはヨーロッパ人が異教徒を攻撃したり、土地を奪ったり、奴隷にしたりする権利を認めたもので、1452年にローマ教皇ニコラウス5世が最初に勅令を出して以降、数回にわたって その時々のローマ教皇により承認、更新されてきた。
それが先週3月30日、ローマ教会が正式にその教義を否定し、過去の過ちの許しと和解を求める声明を発表したのだ。
https://press.vatican.va/content/salastampa/en/bollettino/pubblico/2023/03/30/230330b.html

その中で、ローマ教皇フランシスコは以下のように述べている。
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Never again can the Christian community allow itself to be infected by the idea
that one culture is superior to others, or that it is legitimate to employ ways
of coercing others.