フルフォードレポート【日本語版】

フルフォードレポート【日本語版】

http://benjaminfulford.jp/さんより転載

構造変化、ヨーロッパのアメリカ離れが加速している
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≪2020/07/13 VOL566≫

今、ヨーロッパや日本などの各国は、中国一強でもない、アメリカ一強でもない、世界が辿るべき第3の道を模索している。最近になって、その動きは特に活発だ。

たとえば、ヨーロッパは「アメリカとのNATO同盟」から「EU・ロシアの同盟」へと安全保障政策の軸足を移し始めている。戦後、アメリカから半植民地にされてきた日本も微妙に今の米トランプ政権と距離を置き始めた。また、イギリス及び英連邦もEU離脱後のスタンスとして、アメリカと中国の中間的な新たな立ち位置を模索している。

世界の多くの国々は、それがアメリカであろうが中国であろうが、一極支配の世界構造を全く以て望んでいない。多極化した世界で各国が緩やかに連帯する新しい国際システムを誕生させ、人類共通の問題を解決したいと考えている。

 

【 欧州の動向 】

ここからは最近のヨーロッパの動向から詳しく見ていきたい。
まず7月1日、ドイツのアンゲラ・メルケル首相が6つのヨーロッパの新聞社のインタビューに応え、今後のEUの新方針を発表した。
https://www.theguardian.com/world/2020/jun/26/for-europe-survive-economy-needs-survive-angela-merkel-interview-in-full

これはドイツが6ヶ月のEU議長国を開始するに当たり表明されたものなのだが、

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