フルフォードレポート【日本語版】2021.5.3

フルフォードレポート【日本語版】2021.5.3

塗り替わる中近東の地図と米国のハイパーインフレ
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≪2021/05/03 VOL605≫

http://benjaminfulford.jpさんより転載

【 中近東 】

中近東、特に湾岸協力会議(GCC)の構成国の現状を見ていると、大昔に観た自然ドキュメンタリーの一節を思い出す。

そのシーンは一匹の狐が崖から転落した鹿の“凍った死骸”を山で偶然に見つけ、豊富な食糧を得るところから始まる。人間でいえば、一気に大富豪になったわけだ。
その狐は鹿肉を食べて栄養を十分に取り、7匹の子供を産んだ。育てている間は狩りをする必要がなく、その鹿肉を山から運んで子狐たちに与えていた。
ところが厳しい自然環境に暮らす野生動物にとって、そのような餌にありつくのは非常に稀なこと。子狐たちが自立すると、従来どおりネズミなどの小動物を狩って生活せざるを得なくなり、結局7匹のうちの殆どが餓死してしまった。

このエピソードは、今のサウジアラビアを彷彿とさせる。1960年頃、サウジは人口4万人のまだまだ貧しい砂漠とラクダ飼いの国だった。今でいうと隣国のソマリアのような状態だ。それが、大きな油田が発見され開発が進むと人口は8倍に跳ね上がり、現在の3300万人にまで拡大した。ところが、サウジアラビアの石油生産量は1990年代からほぼ横ばい。つまり人口が爆発的に増えたにもかかわらず、国の収入が30年前から変わっていないのだ。

そのため、同国にとって石油産業以外での経済発展は急務だ。しかし、サウジ

 

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