フルフォードレポート(日本語版)
ヨーロッパの情勢不安と米国ハイパーインフレの予兆
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≪2021/03/15 VOL599≫
現在、ロシア周辺や中近東などの地域で「ロシア対ヨーロッパ」の激しい攻防戦が繰り広げられている。
まず、先週イギリスがバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)と共にバルト海に巨大な艦隊を送り込んでいる。それと同時にNATOも黒海へと大きな艦隊を派遣。それにはトルコやスペイン、ルーマニアの船が含まれている。
これは19世紀にイギリスが実施した海上封鎖策を彷彿とさせる動きであり、「ロシア封じ込め」をチラつかせた明らかな威嚇行動である。
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/royal-navy-warships-head-huge-23688157
https://www.ukrinform.net/rubric-defense/3205524-four-nato-ships-enter-odesa-port.html
さらにロシア当局筋によると、NATO軍は今、ウクライナに入ってロシアとの国境付近に向けて戦車隊を含む部隊を配備しているという。
【 ロシア対ヨーロッパ 】
しかし、この一連の動きにアメリカは全く関与していない。これは大きなポイントだ。
イギリスのシンクタンク:英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)は「アメリカの介入なしにイギリスとヨーロッパ諸国のNATO同盟国がロシアと戦争をした場合、圧倒的な軍事力の差で完敗する」と明言している。
https://www.businessinsider.com/uk-nato-forces-outgunned-russia-will-lose-war-rusi-2019-11
アメリカは国家の空中分解が加速している最中にあり、ヨーロッパとロシアの争いに参戦する余裕はない。さらに言うと、米軍は今、インド・日本・オーストラリアと連携して中国包囲網
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