フルフォードレポート【日本語版】2021.6.21
米ロ会談から見るバイデン政権の思惑と米国の崩壊劇
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≪2021/06/21 VOL611≫
先週16日、バイデンとプーチンの初会談がスイスで行われた。これについて、英王室筋やP3フリーメーソン筋は「新たな世界連邦体制(緩やかに連帯する多極的な世界)の構築に向けて話し合いがなされた」と伝えている。
ただし、バイデンもプーチンもそれぞれ裏の権力者らの意に沿って動く立場に過ぎないため、情報源らの言葉は、厳密には「その裏方レベルでの交渉がオファーされた」と解釈すべきだろう。
【 バイデン政権 】
米ロ会談の直前、プーチンがアメリカNBCのインタビューに応じているのだが、その内容は検閲や削除されることなく、そのまま世界に発信された。その中で、プーチンは「この2年間、米ロ関係はアメリカ国内の激しい権力闘争の犠牲となってきた」と意味深な言葉を発し、さらには近年ロシアのせいにされてきた数々の疑惑についても「証拠を出せ」と真っ向から反論している。
http://en.kremlin.ru/events/president/news/65861
そうした内容をアメリカのプロパガンダ・マスコミが そのまま報じたことは、理由はどうあれ「近年、捏造されてきたロシアとの冷戦状態の構図を終わらせたい」というバイデン陣営の意図がうかがえる。また、バイデンは次に中国の習近平との
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