フルフォードレポート【日本語版】2023.7.3 米政府、FRB、IMF、世界銀行の破綻問題

フルフォードレポート【日本語版】2023.7.3

米政府、FRB、IMF、世界銀行の破綻問題
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2023/07/03 VOL709≫

http://benjaminfulford.jp/

つい先日、債務上限問題が解決して「アメリカがデフォルト(債務不履行)に陥る事態は回避された」とマスコミで報じられたばかりだが、結局アメリカ政府とFRBは2022年9月の時点で既に破綻していた。それ以降は「倒産していないフリ」をしているだけだ。

【 米政府とFRBの現状 】

それを分かりやすく示しているのがFRBのセントルイス連銀が公表した以下URLのグラフだ。
https://fred.stlouisfed.org/series/RESPPLLOPNWW

これを見ると2022年9月以降、FRBは米財務省に支払うべき資金の送金が出来なくなっている。つまり、これはFRBが不渡りを起こしているということ。
それでもFRBとアメリカ政府は嘘に嘘を重ね、今も倒産の事実を誤魔化し続けている。

たとえば、2022年9月から12月のアメリカ政府の統計をみると実質GDP(国内総生産)は前年同月比2.6%の増加。バイデン政権はこのGDPの数値を強調して、アメリカ経済が回復しているかのように喧伝している。
しかし、実質GDI(国内総所得)をみると3.3%減少しているのだ。
このGDPとGDIの数値の乖離は過去20年間で最大であり、その乖離の大きさはアメリカ経済が厳しい状況にあることを示している。ちなみに両統計は今年1月から3月期にも、ほぼ同様の乖離が見られた。
https://mishtalk.com/economics/largest-discrepancy-between-gdp-and-gdi-in-20-years/

勿論、アメリカ政府は以前からインフレ率を実際よりも低く見せかけてGDPの

 

This post is only viewable for paid members please register your account to view full text.
If you registerd,please login.

https://fred.stlouisfed.org/series/RESPPLLOPNWW

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA