フルフォードレポート【日本語版】2025.5.19
米中の関税戦争とアメリカの凋落
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2025/05/19 VOL799≫
先週14日、米トランプ政権と中国の関税戦争が一時停戦を迎えた。しかし、本格的に米中が火花を散らすのは これからだ。以下のニュース記事からも、その兆候がうかがえる。
————————————————————-
アメリカと中国は、スイスで行われた貿易協議での合意を受けて、日本時間の14日午後1時すぎ、これまで互いに課していた追加関税を115%引き下げました。
引き下げた関税のうち、24%については撤廃ではなく90日間の停止となっていて、両国は今後、アメリカが求める貿易赤字の解消などに向けて協議を進めることになります・・・
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250514/k10014805151000.html
————————————————————-
問題は、記事の「アメリカが求める貿易赤字の解消…」というフレーズだ。
【 トランプ関税 】
実際問題として「たとえトランプが200%の関税をかけたとしても、米国内で製品を製造するのは生産コストに合わない…」と多くの識者が指摘している。
工場で働く人々の平均的な賃金を比べた場合、アメリカの人件費はベトナムに比べて5倍も高い。となると、ベトナムの低い生産コストと競争するためには、ベトナムからの輸入品に500%の関税をかける必要が出てくる。しかも米国内に工場をつくったところで「結局、アメリカ人は言うことを聞かないし、すぐに辞めてしまう…」と、アメリカの自動車部品メーカーの幹部は話している。



コメントを残す