フルフォードレポート【日本語版】2025.6.9
イーロン・マスクとドナルド・トランプの大喧嘩
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≪2025/06/09 VOL802≫
先週、イーロン・マスクとドナルド・トランプの確執が一気に噴出し、アメリカの権力紛争は新たな局面に突入した。これは「アメリカの倒産」を巡る喧嘩であり、今後もかなり尾を引くことになりそうだ。
【 トランプとマスク 】
この2人の対立はマスクが「トランプ政権を離脱する」と表明した直後から
一気にエスカレートしたが、その兆候は以前から存在していた。
まず、マスクはアメリカ政府の倒産(=デフォルト)を回避するため、当初は「1兆ドル(約143兆円)の政府支出の削減」を目標に掲げていた。しかし、結局は退任する5月末までに1750億ドルのコスト削減しか実現できなかった。
もちろん、それはそれで凄い数字ではあるのだが、以前から言うように今の
アメリカは財政赤字や対外債務、それに支払いの目途が立たない年金やメディケアなどの社会保障費なども加えると250兆ドル以上の負債を抱えている計算になる。
その状況を変えるには1750億ドルのコスト削減では かなり不十分だ。結果として、マスクは自身のコスト削減案が実現されないまま政権を去ることになった。
しかも、マスクが政権離脱を公表する直前にトランプは巨額の支出法案である



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