ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その5 冷静に「私」という現象を見つめる

former-spiritual-lightさんのブログ

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ファーストアセンショナーへの道 仏弟子の方法論その5 冷静に「私」という現象を見つめる

イシュター・アンタレス著「意識の量子飛躍11:11アンタリオン転換」によると、イベント後にまずアセンションのファーストウェーブが起きるとされます。このアセンションのファーストウェーブを起こすにはアセンションへの準備が整っている1,000〜2,000人のボランティアが必要とされます。

当然、自らの内に大量のネガティブエネルギーを抱えている状況では波動が重過ぎ、ファーストアセンションは困難です。自らの内のネガティブエネルギーを一掃し、光の存在としての準備が整っている必要があります。

ブッダは自らの内のネガティブエネルギー(煩悩)を一掃して悟りを得た存在(アセンデッドマスター)に至る方法を見出し、アセンデッドマスターとなりました。そして、悟りに至る道を体系化してその方法論を仏弟子たちに伝えました。

本連載では、ファーストアセンショナーを目指すみなさんに、ミャンマーの仏弟子ウ・ジョーティカ氏が記述した悟りに至る方法を紹介し、皆さんの内のネガティブエネルギーを一掃するお手伝いをしたいと思います。

第五回のテーマは冷静に「私」という現象を見つめるです。以下に、ウ・ジョーティカ氏の文章を引用します。

何か悪いものを自身のうちに見た時でも、それに対してはとてもオープンで、思いやりある態度でいなくてはなりません。受容的な態度でもって、あなたはそれを、個人に属さないものとして見る、全ての欲望、怒り、欲求不満、プライド、嫉妬を、自然なものとして見るのです。そうした思いに罪悪感を抱いたら、あなたはまた自我を強化していることになります。欲望や羨望、嫉妬やプライドを自然なものとして見ることができたならば、その観察する心は平静を保っていることになります。それは動揺していない。心の状態のせいで、幸福にも不幸にもなっていないのです。
欲望や怒り、欲求不満や羨望、嫉妬やプライドといった煩悩は、真っ直ぐに見られること、平静に見られること、智慧とともに見られること、何か自然なものとして、存在ではなく、私ではなく、私のものではなく、私自身ではないものとして見られることを恐れます。
(ウ・ジョーティカ著、魚川祐司訳「自由への旅「マインドフル瞑想」実践講義」新潮社の40〜41ページより抜粋して引用)

昨日の私の投稿「ファーストアセンショナーへの道 クートフーミの弟子の方法論その3 恐怖は過去と未来から来る」において、私は、生きているという現象の直接的体験者「私1」に対してそれを離れた位置から冷静に見つめる、生きているという現象の観察者「私2」を確立してくださいというお話しをしました。

本日は「私1」に対する「私2」の使い方を考えてみたいと思います。

欲望や怒り、欲求不満や羨望、嫉妬やプライドといった「私1」に発生している煩悩は、「私2」が冷静にそれらの発生現象を見つめるだけで消えていくものなのです。でもですね、この欲望や怒り、欲求不満や羨望、嫉妬やプライドといった煩悩を消すだけではもったいない。これらの煩悩の発生する過程で、根底で動いているエネルギー自体は善くも悪くもないのです。このエネルギーは上手に使えば、自分の進化、ステップアップに使えるのです。そこを考えてみましょう。

「私1」が欲望を抱いていることを「私2」が気づいたとします。まずは、「私2」でこの欲望の生起を冷静に観察してとりあえず欲望を鎮めましょう。そして、全体(私と他の両方を含んだワンネス)の利益から「私1」の身の振り方を考える「私2」の立場から、先ほど生じた欲望を分析してみるのです。この欲望の行使が他人や他の生物のより良く生きる権利を侵害するのなら、この欲望はそのようなことのない状態に調整される必要があり、「私2」の方でよりよい欲望の行使のやり方を考えればよいのです。また、この欲望の行使が「私1」にプラスになるなら、または、「私1」とその他の存在のプラスになるなら、大いにこの欲望を行使すればよいのです。逆に、その他の存在にプラスになっても「私1」のプラスにならないのなら、やはり、調整を考えた方がよいのです。私を殺して他を活かす自己犠牲は後々欲求不満が溜まることになり、自分を害しますし、他者への攻撃にもつながりますので、これもあまり良くないのです。

こういうことをやっていくと、あなたは欲望の奴隷を脱して欲望の主人になれます。上手に欲望を行使して毎日ステップアップする、また他人からも感謝される楽しい人生を歩めるようになってきます。

その他の煩悩についても、「私2」で全体(私と他の全てを含んだ状態、すなわち、ワンネスの状態)の利益の視点から「私1」の状況を冷静に考えて、各種煩悩をどう扱うかを決めればよいのです。

プライドだけ他と違うので補足しておきます。人間の人生はステップアップの繰り返しなんですね。ステップアップして上昇して次の段階に上がります。しかし、その一段上のレベルは上がりたての時期は不安定なのです。ですから、その状態にしばらく留まって、その状態を固める必要があるのです。この固める作用がプライドです。人からああだこうだと言われても、頑固にそれを拒否して自分の現状を保ち続ける時期は人によってはどうしても必要なのです。あまりにも長くプライドで自己を固めていると、本当に進化できなくなってしまいますから、そこは内なる導きに従って、さらに上に進むべき時期に来たことを見極めてください。

ポイントは以下のとおりです。
①「私2」で冷静に「私1」を観察してまずは煩悩を鎮める。
②沈めた煩悩について、「私2」の全体(私も他も含むワンネス)の視点から、この煩悩をそのまま行使すべきか、調整すべきか考えてみる。
③こうやって煩悩の奴隷から脱して煩悩の主人になる。
④プライドはステップアップ直後の上がったばかりのステージの作り固めに使う。

本日はこの辺で!

Victory of the Light!

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