フルフォードレポート【日本語版】2020.12.14
最後の米大統領選となるか、米国と世界のこれから
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≪2020/12/14 VOL587≫
ソース:http://benjaminfulford.jp/
今回の2020年米大統領選はアメリカにおける最後の大統領選となる可能性が極めて高い。なぜなら、次のアメリカ大統領がバイデンになろうがトランプになろうが、アメリカ経済そのものが数学的に考えて修復不可能な程に破綻しているからだ。
これからの問題は「アメリカと世界が、その後どうなっていくのか」ということ。
将来的にアメリカがソ連のように複数の国家に分裂するのか、もしくはカナダや中南米の諸国と合体して南北アメリカ大陸を跨ぐ巨大国家となるのかは今後の戦いや交渉で決まることになる。
【 アメリカの破綻 】
はじめに、アメリカが既に倒産状態にあることを再確認しておこう。
まず、米財務省が12月12日に発表した10月の財政赤字は前年同月比111%増の2840億ドル。10月としては過去最大の赤字となった。
ちなみに、2020年度(2019年10月1日~2020年9月30日)の米政府の支出は6.5兆ドル。財政赤字は通期で3.1兆ドルとなり、前年の3倍以上にのぼった。
FRBや米政府機関などの試算によると、米政府の累積財政赤字や対外貿易赤字、これから支給予定の年金…等々の合計はアメリカGDPの約10倍、200兆ドルをはるかに超えている。ようするに、どう計算してもアメリカには倒産(デフォルト)を宣言する他に選択肢はないのだ。
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-budget-idJPL4N2HZ14M
https://www.nextgov.com/cio-briefing/2020/12/federal-government-spending-nearly-twice-much-its-taking/170681/
既に、アメリカ国内では5000万人以上のも人々が酷い食糧不安に陥っている。
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