フルフォードレポート【日本語版】2023.10.2 アメリカの崩壊とエリートの大量パージの予兆

フルフォードレポート【日本語版】2023.10.2

アメリカの崩壊とエリートの大量パージの予兆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
≪2023/10/02 VOL721≫

http://benjaminfulford.jp/

今、アメリカでは「新会計年度(2023年10月~24年9月)予算」をめぐり議会が紛糾している。結局、9月30日にギリギリ45日分の「つなぎ予算」が成立して米政府の閉鎖は先送りされたが、この騒動が「アメリカ既存体制の終焉」に直結する可能性は極めて高い。

一般のニュース報道を見ても、議会で反対派が要求しているのは「緊縮財政」であり、今までとは違って民主党と共和党の「政策の違い」などという言い訳すらしなくなっている。今のアメリカには本当におカネがないのだ。
実際問題、今のアメリカは「政府と民間セクター」のいずれもが既に破産状態であり、それに伴い社会秩序の崩壊も日々エスカレートしている。やはり既存の体制を終わらせて再起動するしか国を建て直す術はない。

しかも今、隣国のカナダもカオスに陥っている。そのため、北米全体の地図が大きく塗り替わる可能性も高まっている。場合によっては、アメリカとカナダが合体して新しい巨大国家:北米合衆国(United States of North America)が誕生する…という展開も大いにあり得るだろう。

 

【 アメリカの崩壊 】

では最初に「アメリカ金融経済の崩壊」を示す最新のサインから見ていこう。
まず、米不動産データ分析会社ATTOMによると「アメリカの約575の地域を

 

This post is only viewable for paid members please register your account to view full text.
If you registerd,please login.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA