フルフォードレポート【日本語版】2022.2.14
抗議デモと金融異変で揺らぐ欧米の既存体制
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≪2022/02/14 VOL642≫
現在、複数の筋が「アメリカ政府は1月31日の決算日に対外支払い(米国債の利払いや貿易上の支払い)を行えず、不渡りを起こした」との情報を寄せてきている。ただし、これまでにも述べてきた通り、その日に決済が出来なくても一定程度の支払い猶予期間が設けられている。今回の最終期限は2月18日。これに間に合わなければ、週明け2月21日以降、アメリカではかなりの混乱が予想される。
【 アメリカの異変 】
いま確認できる様々なサインを見る限り、このまま行けば米バイデン政権が空中分解する可能性は極めて高い。
中でも気になるのは金融市場の異様な動きだ。以下2つのグラフ(URL)が示しているように、現在“株の売り”(特に空売り)が記録的な高水準に達し、さらには債券市場でも米国債の暴落が観測されている。
https://foimg.com/00006/sJbGLp
https://foimg.com/00006/9ZtXBw
これらの動きから分かるのは「インサイダーたちが何らかの異変を察知し、急いで市場から逃げようとしている」ということ。原則として「株が上がると債券は下がり、株が下がると債券は上がる」というのが通常の市場の動き。しかし今回は、その両方が同時に暴落しているのだ。普通では考えられない。
また、ここ最近バイデン政権が発信している中国へのクレーム(以下のニュース
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