フルフォードレポート【日本語版】2022.4.25
パキスタンとアフガンで米中争いが始まっている
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≪2022/04/25 VOL652≫
ソース:http://benjaminfulford.jp
世界の関心がウクライナ紛争に集中する中、パキスタンとアフガンを舞台にいつの間にか米中争いが始まっている。
事の始まりはアフガンのタリバン政権が「国内のケシ栽培およびアヘン生産を禁止する」と宣言したことだった(ケシの実から採取されるアヘンは、ヘロインの原料になる)。これは世界の麻薬通商をほぼ独占しているアメリカのディープ・ステート(ハザールマフィアの麻薬部門)にとって死活問題だ。
国連のデータによると、アフガンのアヘン生産は年間9000トンに上る。これを欧米での平均的な末端価格:1グラム当たり30ドルで計算すると、アヘン生産だけでも年間2700億ドルの利権。その殆どが欧米諸国で取引されている。
この利権を守るために、先日CIAの麻薬部門が中国と連携を深めるパキスタンで政変を引き起こした。
【 パキスタン・アフガン工作 】
その準備段階として、まずCIAは麻薬資金で汚染されたパキスタン軍に働きかけ、次に賄賂をばら撒いて野党の協力を得た。この裏工作により、4月10日にパキスタン議会でイムラン・カーン首相に対する不信任案が可決された。しかし、
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